こんにちは!
2022年2月5日(土)、2月6日(日)は
第116回医師国家試験ですね。懐かしい…。
わたしが受験したのは112回だったのでもう4年も経過したのかと思うと感慨深いです。はやかったなあ。
というわけでなんだか懐かしくなっちゃったので、4年前のわたしの医師国家試験の思い出を書きます。受験レポート。
なんの変哲もない受験エピソードですが、医師国家試験こんな感じなんだな!って思っていただければとおもいます。
いよいよ国試本番が近づいてきてめっちゃどきどきしてた。
もうこの時期になると勉強も大事だけど、体調管理が1番!寝不足は敵!って思ってたから
早寝早起きを心がけて………っておもったら
寝る前にめっちゃ耳が痛い〜!!!!
なんで!?!?
しかも尋常じゃないくらい痛いんですけど。
眠れないんですけど〜!!!
耳の聞こえは大丈夫。外耳道引っ張るとめちゃ痛い。
もしかしてこれは…って思いながらカロナール飲んで無理矢理寝ました。
「中耳炎ですね…」
って耳を覗かれたあと秒で耳鼻科の先生に言われた。
やっぱりそーですか。中耳炎って。この歳で!?ってなったけど。
国試前だからストレス溜まってたのかなあ。
アモキシシリン処方されて帰宅しました。
というわけで耳鼻科行ってマスクして引きこもってました。
あとわたしの大学は、ホテル宿泊or自宅通いか選べたんですが、
仲のいい友達がみんなホテル宿泊するとのことだったのでわたしもホテルを選びました。
自宅から試験会場遠くなかったんだけど、まあみんなと同じことしておこうと思ったので。
そんなこんなで国試当日。
耳の痛みはだいぶ改善してました。
早起きしてホテルに移動。セミダブルのお部屋でした。
私たちの受けた112回から国試が3日間→2日間になりました。
トータルの問題数が少なくなり1問あたりの比重は大きくなったものの、2日で終わると思うと気は楽でした。
国試問題の思い出としては、毎年恒例最初の問題がやっぱり難しくてわからなかったり。
あと111回(1個上の代)が難しかったのもあって、112回は易化したといわれましたが、問題の趣向として臨床的な問題が増えました。
ユナシンのiv回数とかわからないよ!!
って思ったけど、ちょうどアモキシシリン飲んでたから正解できました。
中耳炎になってよかったことはそれだけ。笑
埋めたら終わり!と暗示して2日間がんばりました。
自分の勉強の成果はちゃんと出せたと思う。
結局ホテルまで持ってきた参考書は一度も開かず(ですよね)。
ただ合間合間に、部活のみんなからもらった国試応援の寄せ書きメッセージはみてました。
あれ、もらう側になるとすごく元気をもらえて嬉しいんだよーーーー
答案全て回収して、終わったー!さあ帰るぞ!!!ってなった時に、
試験監督のおばさんに「できたか????」って聞かれて
急に何!?って思ったら
親戚のおばさんでした(本当)
テストに集中しすぎてて全く気づかなかった。
4年前に受けた感想としては
まあ終わったからなんとかなった!って感じです。
いま隠しを受けろっていわれたら、あの国試勉強もう一回やれる気がしません。
「相対評価で1割しか落ちないから大丈夫」って思ってても、「相対評価だからこそ1割も落ちるテスト」が個人的にはすごく怖かったです。
だって医学生はみんな受験戦争勝ち抜いてて、世間一般からしたら頭良い人たちばかりだし。
その人たちが本気で勉強してたら、わたしは下位10%なんじゃないかって常にひやひやしてた。
まあ良い思い出です。
あとホテル受験にしてよかったなっておもいました。
後で聞いたら「てんしちゃんの部屋だけセミダブルだったよ」って聞いて
なんだラッキーだったのか!って思いました。笑
今でこそ、国試はいい思い出だったなあで語れるけど、
当時はなかなか辛かったです。楽しかったけど。
116回の皆さんも最後まで走り抜けてくださいー!!!