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はじめてのオペ。外科と内科の違いとか

こんにちは!てんしちゃんです。

今日は、初めてのオペでした!とはいってももちろんわたしは執刀しませんが。

外科の手術に入るのは、学生実習以来だなあ〜と思いつつ、間近で上級医のオペを見てました。

そしてやっぱり外科の先生はすごい!

学生時代のローテーションと今回初期研修医のローテーションで、実際に外科をまわるのは2回目なのですが、

学生時代にくらべると、術式とか、ここを切って、次はここ…とかなんとなくわかるようになってきた。

実際に自分が初期研修医で手技をするようになったから、かもしれない。

外科と内科のちがい

外科ローテーションの前は内科ローテーションでした。

外科ローテーションで思うのは、患者さんが元気になって帰っていくってこと。

内科ももちろん元気になりますが、元々の基礎疾患で難渋することも多かったり、治療はうまくいっても、リハビリがすすまないとかで自宅に戻れない人も多かったり(当院は急性期病院で長く居れないので、転院になることもしばしば)。

その点、外科で手術を受けられる人は身体機能が良好な人も多いので、術後何事もなければちゃんとお家に戻れるのはいいなと思いました。

一発で改善する、っていうのは手技をする科あるあるかもしれないですね。外科に限らず、循環器内科とかもそう。

(もちろん疾患の重大さのことを言っているわけではないです、手術が必要っていうのは侵襲的治療が必要な病気、なので)

学生時代は苦痛だった手術室

ポリクリ、クリクラの時は手術室は苦痛でした。

だって自分の患者じゃないから経過もよくわからないし、

オペはみえない(先生の背中しか見えない)し、

もうやだ!!!!なんでずっと立ちっぱなし!?足痛い!苦行か!?ってなってました。

わたしが内科志望で外科は考えてなかったから、余計に…。

やっぱり、どうして手術に至ったか?術後経過は?など、一連の流れをみていかないと、面白くないしわかんないですね。

学生時代は講義やら国試やら卒試やらでいろいろ追われてる立場だったっていうのもあるかもしれない。

いまは病棟管理をする立場なので、長時間の手術も問題ないです。むしろ自分の担当患者さんのオペは気になる。

外科の先生はやっぱりタフ

ほんとにタフ。

長時間のオペに耐えられる体力もそうですが、やっぱり全方向へのエネルギーが多い気がします。

エネルギー総量で言ったら、内科医平均の3倍はありそう(※偏見です)

アフター5(17時には仕事終わらないけど)も飲みに行ったり、当直明けも仕事ばりばりこなしてたり、

つ、ついていけませんっ

て感じ。てかもう少し休んでほしい。

ほんとに休んでほしい。

いまの初期研修医は守られているので、ホワイトになっているのですが、やっぱり上の先生方はいまの時代でいうところのブラックを、乗り切っているだけある。

というか、外科医がタフなのではなくて、生き残れた人が外科医としてバリバリキャリア組なだけなのではないか?もしかして…。

とか思うわたしなのであった。

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